極めて厳しい環境下で機能する機械制御システム

Machine-control-guidance-with-GNSS-positioning-by-Septentrio

GNSS受信機はすべてが同じようにできているわけではなく、プロジェクトに困難な問題が発生した際にマシンのガイダンスシステムの成否を左右します。衛星可視性が低下したりGNSS干渉が発生したりしてGNSSの停止が発生すると、ガイダンスシステムの経営者はアイドル状態に陥った機械ごとに1日1,000ドル前後の損失をすぐにこうむるおそれがあります。その上、貴重な時間が失われ、現場の作業者の士気が下がります。適切な技術を内蔵した高品質なGNSS(グローバルナビゲーション衛星システム)受信機を使用すると、機械制御システムは極めて厳しい環境下でも機能することができます。ノルウェーの機械制御システムメーカー、Gundersen & Løken ASはこのような理由から、現在AsteRx4の多周波ヘディングGNSS受信機を自社3次元ガイダンスシステムの一部として使用しています。LOCK+sテクノロジーが内蔵されているおかげで、AsteRx4受信機は、激しい振動や機械的衝撃が発生してもGNSS衛星を追跡できるため、非常に厳しい条件下でもマシンガイダンスを行うことができます。

セプテントリオの技術はDigPilotシステムにおいて信頼性の高い重要な構成要素です。卓越したサポート、セプテントリオチームの迅速な対応、同社の技術の優れた性能の組み合わせのおかげで、当社の顧客Volda MaskinはDigPilotの機器への投資を継続してくれました。

DigPilotの研究開発部長
Erik Sørngård氏
動画提供 DigPilot
DigPilot-3D-guidance-system-for-excavator-powered-by-Septentrio-RTK-positioning.

DigPilotの顧客、Volda MaskinはDigPilotの3次元ガイダンスシステムを掘削機上で使用して、極めて厳しい環境下でもプランに従って正確に掘削作業を行っています。その一例が、ノルウェー西海岸の欧州高速道路E39号線の3.5 km区間のリノベーションです。建設現場はまさに、高さ15メートル(50フィート)以上の硬い岸壁の横にあり、この岸壁によって空の眺めが遮られ、GNSS衛星信号が反射して、マルチパスを引き起こしていました。そのような厳しい条件下では、精度と信頼性の要件は通常のRTKシステムが達成できる要件をはるかに超えていました。このような課題にもかかわらず、Volda Maskinは作業を継続し、時間と予算内でプロジェクトを終了することができました。

Gundersen & Løken AS はノルウェーの有名な測量装置と機器の会社です。同社の製品には、浚渫船、杭打機、海中掘削機、土木機械用の3次元マシンガイダンス技術が含まれています。2011年以降、DigPilotはセプテントリオGNSS受信機を機械制御システム用の自社3次元ガイダンス製品に組み込んいます。