日本向け、補正を備えたデュアルアンテナ多周波数受信機
AsteRx-m3 CLASは、セプテントリオのクラス最高の多用途向けOEMボードです。 これは、基地局、或いは、ローバー受信機として使用できる柔軟性を備えた最高の測位性能を備えた多周波GNSS受信機です。 デュアルアンテナモードでは、信頼性が高く正確な測位に加えて、方位とピッチ、または方位とロールの情報を提供します。 日本の準天頂衛星システム(QZSS、別名みちびき)のセンチメートルレベル補強サービス(CLAS)による統合PPP-RTK補正サービスにより、プラグアンドプレイのサブデシメートル精度の利便性を提供します。
AIM+ アンチジャミングおよびRF周波スペクトラム モニタリングシステム
AsteRx-m3 CLAS GNSS受信機は、AIM+ 高度干渉回避・監視テクノロジーを搭載し、高度なサンプリングシステムと回避メカニズムを使用して意図的または意図的でない電波妨害やスプーフィングを防ぐ保護機能を内蔵しています。 ロボティクスデバイスでは、周辺電子機器がGNSS信号に干渉する電波放射を発することがあります。AIM+はそのような干渉を防ぎ、設定にかかる時間の短縮とロバストな連続動作を実現します。
SWaP最適化
AsteRx-m3 CLAS は、市販されている同等のデバイスの中で最も消費電力の低いRTK測位を実現します。 SWaP (サイズ・重量・電力)を最小限に抑えることにより、1回のバッテリー充電で長時間の動作が可能となり、現場における価値が向上します。
LOCK+ は自動的に AsteRx-m3 CLAS 受信機のパラメータを調整するため、機械振動や衝撃による衛星追跡への影響によって測位を失うことはありません。
電離層の活動は、RTKのFix解の喪失や信号ロックの完全喪失など、GNSS信号の問題を引き起こします。当社は地球上で最も電離層シンチレーションが頻発する地域における応用をサポートし、技術を精練してきた結果、あらゆる受信機のGNSS信号への電離層擾乱に対する最も先進的な保護、IONO+ を開発しました。
近隣にある金属製の大きな構造物は、GNSS信号を反射してマルチパスを生成することがあります。APME+ テクノロジーは、直接信号と反射信号のもつれを効果的に解き、測位と測量の質を向上させます。
直感的なウェブアプリケーションによる容易な組み込み
AsteRx-m3 CLASには、インターフェース、コマンド、データメッセージの詳細マニュアルが付属しています。GNSS受信機の制御・分析ソフトウェア、RxTools が搭載されており、受信機の設定、モニタリング、データロギング、分析が可能です。
受信機 には、操作、監視を容易にする直感的なウェブユーザーインターフェースが搭載されているため、 モバイルデバイスやコンピューターから受信機を操作することが可能です。また、このウェブインターフェースは、読み取りやすい品質インジケーターを使用しているため、作業しながらの受信機動作の監視に最適です。
直感的なWebユーザーインターフェース